男女関係での例えとしてよく言われることだが、
磁石のように、追いかけていくと逃げられる。
こちらが引くと引き寄せることができる、というような(笑)
二十代の就職浪人時代、私は完全に「ぶらさがりマインド」だった。
「お願いだから入れてください」という媚びへつらう態度。
どれだけ態度に出ていたかはわからないが、少なくとも内心はそこに浸っていた。
入社試験に落ちるたびに自分に自信をなくしていく。そしてその
「ぶらさがりマインド」は、そんな日々を積み重ねるたびに増していったと思う。
時を経ていま、私は受験生たちの生徒指導に当たる。受験というのは言うまでもなく、毎年一年に1回。合格者と不合格者に分かれる。
そうしたなかで、できるだけ多くの受験生に栄冠をつかみ取ってもらい、人生の次のステージに進むことができるよう、日々指導に当たっている。
そのなかで強く、強く感じるのは、合格者と不合格者を分けるのに、
その受験生自身の「マインド」、「考え方」が大きく関わってくる、ということだ。
これについて、3回に分けて実例を紹介していく。
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